送別会に贈るプレゼント
人生出会いあり別れあり。人との素晴らしい出会いもあれば、せっかく出会った人とさまざまな事情でお別れもしなくてはいけない場面にも、われわれの人生では何度も遭遇することでしょう。出会いと別れが多いところといえば、やはり人がたくさん集まるところですが、その代表的な場所といえば、学校や会社などの組織が当てはまると思います。
学校や会社では、集団で行動することがほとんどで、とくに会社では学校などよりもはるかに多い人数が所属していることが多いですから、新しい人と出会う機会、そしてそこから去る人も多い、人の移動が非常に頻繁に行われています。
退職・異動、さまざまな送別会
春や秋などの異動シーズンには、退職する人や異動する人を送るための送別会があちこちで行われ、居酒屋やレストランも送別会シーズンには、割引やキャンペーンなどを展開して熾烈な商戦を繰り広げていますから、送別会というのはなかなかの経済効果を生み出していると言ってもよいでしょう。
送別会には、宴席を設けるというのが一般的ですが、それと同時に送られる人に向けて、残る人たちがプレゼントを贈るのも通例となっています。送別会の大体の流れとしては、まずグループ内で幹事を決めて、宴席を設ける場所を予約し、去る人へのプレゼントや宴席の予算を決めて、というのはどの職場でも共通していることでしょう。
送別される人たちのさまざまな事情とプレゼント
しかし、会社を去る人の事情は、ほんとうにさまざまです。定年退職で去る上司や先輩、転職する同僚、出産や結婚で退職する女性などの明るい話題で会社を離れる人もいますが、今のご時世リストラや派遣切り、契約終了など本人の意に沿わない形で会社を離れることになった人や、身内やご本人の病気などで退職せざるを得なくなった人など、ネガティブな理由で会社を辞めることになった人など、送別会をセッティングしたりプレゼントを選んだりするときには、歓迎会などと異なりその人が会社を去る理由を十分に考慮しなければいけません。
本来、そもそもプレゼントというのは、もらう側の立場に立ってアイテムを選ぶものです。プレゼントする相手の年齢や立場、プレゼントする相手の家族構成、プレゼントする相手の好みや趣味、プレゼントする相手の健康状況や精神状況、プレゼントする相手の性別などを考えて、送るプレゼントを決めることが求められるものですよね。
送別会のプレゼントの選び方
相手が自分よりも年長者であるか、年下か、結婚しているか独身か、ということも非常に重要ですし、異性にプレゼントをするときなどは、もっと注意が必要だったりします。そして、もうひとつプレゼントを贈るに際して重要なポイントがあります。それは、自分と相手の関係です。
相手にプレゼント贈る際に、ビジネス上だけのお付き合いでプライベートではあまり接点が無い人などに向けてのプレゼントとしては、相手の趣味や嗜好がわかりませんし、できるだけ、個人の趣味や嗜好に影響ない、いくつあっても困らないような比較的無難なアイテムを贈るのがベターでしょうし、両親や親しい友人、恋人などプライベートでも親密な関係がある人へのプレゼントならば、無難なものだと逆に「自分のことを考えていない」という印象を与えてしまいます。
相手の趣味や嗜好を良く考えた上でのプレゼントでないといけないでしょう。という風に、プレゼントというのは相手との関係によって、同じものでも喜んでもらえるものもあれば、逆に不愉快に思われるものもあるのです。
さまざまな事情で職場を去る人々
先ほど、職場を去る人にはほんとうにさまざまな事情があるというお話をしましたが、送別会のプレゼント選びというのは、「プレゼントは相手のことを考えて選ぶもの」という本質が、もっともためされる場面だということが言えるでしょう。そして、本人にとっては職場を去ることが不本意な場合もおうおうにして有り得るということが、送別会において一番のポイントです。送別会のプレゼント選びは、実に細心の注意を払う必要があるということを心得ておきましょう。